おかげで今シーズンを振り返る間もない。
もう来季への期待でワクワクしている。
とは言え惨敗を直視しなかったどこかの代表のように、
全てを忘れて次に向かうわけにはいかない。
来季は今季の失敗を活かさなければ。
今年一年間戦う中で痛感したことは、
使い古された言葉ではあるけれど、
”勝利の方程式”の重要性だ。
勝利の方程式というからには、
なによりもまず点を取るパターンを作らないと。
野球の配球のように中央からの攻撃で相手の意識をそらせて、
サイドからのクロスで得点をあげるだとか、
相手が疲れている後半にカウンター重視の戦法に切り替えて、
判っていても対処できないような勝負にするとか、
それなりの工夫をしてほしい。
自動人形のように単調にサイドからクロスをあげるような、
同じ攻撃を繰り返しても点にはならない。
もうひとつはペース配分を考えることだ。
いつも試合開始から飛ばして後半はもうぐだぐだという試合内容。
そりゃ後半にバサバサ逆転されるでしょう。
得点をとったらうまく逃げ切れるようにしないと。
体力をつけるために厳しい訓練はもちろん必要だろうけど、
今ある体力で勝てるようにペース配分を考えて欲しい。
そもそも相手も元気な前半最初に勝負かけることはないだろう。
せめて前半終了間際であるとか相手の辛い時間を選ぶべきだ。
ボールをポゼッションして体力を温存しつつ、
勝負をかけるタイミングを狙わないと。
いつもいつもいつもいつも、
まったく同じ負け方を見てきて、
勝つための頭を使った工夫というのが今年1年で全然見れなかった。
”うちのチームは一体どうやって勝つ気なんだ?”
という単純な疑問に悩まされた。
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