2006年07月31日

石原直樹 2得点

今回の札幌戦でも3点目と4点目を、
またしてもヘッドで決めての2得点。

決勝点ではないものの札幌の心を折る得点。
勝利を決定付けた得点とも言えます。

ゴール前でマーク相手より前にすっと出て、
きっちりゴールを決める姿が印象的です。

あれはスピードなんでしょうか?
それとも駆け引きで外してるのでしょうか?
何にしても特徴的です。

今季最初の方で石原は勝負の年になると書きましたが、
それどころの話ではなかったですね。
FWとして結果を出しています。

ただものすごい活躍をした!という印象がないのですよね。
いや、もちろん得点以外にも攻撃の組み立てだとか、
守備の頑張りだとかでチームに貢献しているのは見ています。
ただ、ウメとかだと、おお!活躍したーと思うのですが。

で、なんでだろうと思うと、
得点に対してシュート数が非常に少ないのです。
10試合:シュート数18:7得点

フッキとかを見てみると全然違って、
28試合:シュート数110本:13得点

ああー、おしかった!
そんなシュートを外す場面が彼の場合にはあまりない。
打てば大抵決まっている。
これはすごい。

今回の札幌戦も2得点の他に打ったシュートは、
ゴール前でのヘディングで打ち損ねた(?)場面の3本だけ。

1試合で2本以下というシュート数ですが、
2得点を上げている試合があるので、
シュート数が少ないというのも悪い点ではない。

このままシーズン終了まで活躍すると、
どんな感じになるのかちょっと楽しみですね。
決定率は高いままなのだろうか。
posted by kash at 00:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月30日

第31節 札幌戦 5-1 "Tsunagu"意識

試合の開始早々に幸運にも得られた先制点。
湘南にとっては計り知れない重要性を持ちます。
ただそれを勝利に繋げることが困難であるのも確か。

"Tsunagu"意識
それがこの試合で幸運を勝利に繋げたもの。

守備の頑張りにより得られたマイボールを、
ロングボールで簡単に蹴り出すのではなく、
DFからFWまで丹念にボールを繋いでいく。

それが札幌の攻撃のリズムを断ち切り、
湘南のリズムを作り出しました。

そしてそれは守備にも反映されます。
プレスをFWからDFまで繋いでいき、
外へ外へと押し出していく。
前線からのプレスがどれだけDFを助けることか。

自分で完結するのではなく、
丁寧にお互いのプレイを繋げていくこと。
"Tsunagu"意識の大切さを実感できる試合でした。

それを見せてくれた選手達なら、
まだ今季も戦っていけるのではないか。
何しろ残りは半分もあるのだから。
posted by kash at 03:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

第29節 横浜FC戦 その2

横浜FCの攻撃を見て印象に残ったのは、
CB二人が深めの位置から攻撃を組み立てていること。
湘南がセンターサークル付近まで出ているのとは対照的でした。
ボールの扱いが自信あるのでしょうね。

恐らく相手FWからのプレッシャーが軽く、
無理にプレッシャーをかけてくれば、
逆に相手の守備が崩れるてそこを攻められるという、
利点があるのでしょう。

もうひとつ印象に残ったのは、
リスクを覚悟で攻撃に人数を割いていたこと。
下位の湘南を相手にしてるからということもあるのでしょうか。

サイドは完全に上がった形で攻撃を開始していて、
アウグストはさながら3TOPのサイドFWのように振る舞い、
小林もMFのような位置取りでした。
これによりサイドで数的有利が作られてしまいました。

あと羨ましかった事は、
前線に3人ボールを扱えるタレントがいるのは、
チームとして本当に大きいなぁと。

アレモン・カズ・アウグストは頻繁にボールを引き出していて、
ボールがうまく繋がっていました。
攻撃にリズムができますよね。


湘南の側で気になったことと言えば、
途中出場したフラビオです。
ほとんどボールに絡めませんでした。

ボールを引き出す動きが周囲と噛み合っていなくて、
全然パスコースが通っていませんでした。
連携の問題で解決すればいいのですが。

ウメと同じことができそうなのは彼しかいないだけに、
今後のためにもぜひ頑張ってほしいところ
posted by kash at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

第29節 横浜FC戦

勝負は下駄を履くまでわからないとは言うものの、
自分の応援しているチームが目の前で見せてくれると、
また格別なものがある。

恐らく相手は120%勝利を確信していたのではないか?
その中で最後の最後であの得点を決めるのだから愉快痛快。
今年のチームは精神的に強いと言われているが、
こういうゲームがそれを象徴しているのだろう。

ところでこの試合を通して改めて認識をしたことがある。
それは我々は下位に低迷するチームで、
相手は昇格圏内にいる上位のチームだということだ。

今更と笑われてしまうかもしれないが、
同じように感じた人も多いと思う。
そしてこれは非常に重要な認識だ。

「J2は実力差がなくて厳しいリーグだ。
下位のチームに対しても簡単に勝てるわけではない。」
上田前監督がJ2の印象をそう答えていた。

しかし現実はさらに厳しくなっている。
上位と下位の間には厳然と実力差が存在し、
我々はその下位にあたるのだ。

しかし簡単にカウンター重視の引き篭もりサッカーをしてはいけない。
それでは僅かながら勝ち点を拾う代わりに時間を浪費してしまう。

今日のように相手に支配される展開が多い中で、
辛抱強くゲームを作り自分達のペースに持ち込み、
勝ち点を手繰り寄せていくのだ。
それは勝ち点だけでなくチーム力の向上をもたらすはずだ。

今日の試合は勝ち点が得られたから価値があるのではない。
その戦い方ができたからこそ価値があるのだ。
ぜひ今後もこの戦い方を続けて欲しい。
posted by kash at 02:46| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

我々を見て低迷というのか?

多くのメディアや批評家により、
今回のワールドカップでの失敗により、
日本の選手は世界の中で劣っていて、
日本のサッカーは4年間低迷して、
今後さらに低迷するのではないか、
という意見がなされた。

しかし果たしてそうであろうか。
個人の身体能力・技術・精神力が劣っていたというが、
11人でやる団体スポーツにおいて個人をどうやって評価するというのだ。
全ては周囲との関係により良くも悪くも見えるようになる。

代表の強さはその国のサッカーレベルとは一致しない。
何故なら監督の力量により代表の強さは変化するもので、
強さも弱さも一時的なものでしかない。

日本という国のサッカーを評価するのならば、
Jリーグのクラブチームの強さをもってしかないはずだ。

Jリーグの試合を見ることなく、
あのような寄せ集めのチームを見て、
我々を低迷しているなどというな!
失礼極まりない!!

どのクラブチームも強くなること目指して、
フロント・チーム・サポーターが一丸となって進んでいる。
それは間違いなく進歩だ。

この4年間も進歩してきたし、
これからの4年間も進歩し続ける。
それは代表監督がジーコでもオシムでも変らない。

どんなに代表の活躍が、話題性が、
日本サッカーの発展にとって重要であるとしても、

日本サッカーの最前線で戦っているJのクラブを、
侮辱したり、蔑ろにしたりしていいってことにはならないんだよ!

あー、腹立つ!
posted by kash at 04:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

山形戦

だんだんとナイターらしい雰囲気が出てきて、
暑くなってきてビールが売れる季節になってきました。

この日は3連休ということもあってか、
山形からたくさんのお客様がご来場。
おかげさまで入場者数も約5千人。

試合は1-0でなんとか勝利。
試合内容も改善されていて、
結果というのはやはり内容次第なんだなぁと。

守備のルールや連携が整備されていました。
特にサイドでのチェックの仕方。

これまではMF(中町)が単独でチェックをしていたので、
よく相手のDFとMFとの2対1の数的不利になっていました。

今はMF(中町)とDF(冨山)が相手MFを挟み込むようにチェックするので、
逆にこちらが2対1の数的有利を作り出していました。
ずいぶんとサイドの守備の安定度が違っていました。

後半15分過ぎからは疲れているなかでも、
根性で走り回ってなんとか守りきったのも、
水戸戦での教訓が生きているのではないでしょうか。

心配なのは最後に負傷した伊藤の様子。
今後に響かなければいいのですが。

久し振りに内容と結果に納得のいく勝利。
今後はもっと内容を追求して欲しいと思います。
そうすれば結果もついてくるのではないかと。

今の内容なら次回の横浜FC戦も期待できそう。


posted by kash at 15:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月13日

論理性

J's GOALで試合終了後の監督や選手のコメントを載せていますが、
湘南に勝った相手はいつも論理的で多弁です。

今回の水戸も自分達がどのように考えて対策を立て、
最終的に勝利をもぎとったかということを、
監督も選手も本当に詳しく話しています。

例えば前田監督のコメントだと、

「湘南は4−4−2から3−5−2に変えて来るだろうと思い、
トップ下のアジエルに平松をつかせて仕事させないようにした。
先制されたので、ここでシステムを変えないとさらに失点すると思い、
西野を入れて2トップにすることで、
DFとボランチで見ていた湘南の前の3人を、
DFの4人だけでつかまえようということにした。
それでワイドを高い位置にすることができたと思う。」

実に論理的だし分かり易いですよね。
もちろん劇的勝利直後だから口が滑らかになっているでしょうけど。
でもこれだけ説明してくれれば結果はどうあれ納得いきますよね。

監督の教えが行き届いているのか選手のコメントも、

「前半はロングフィードを意図して蹴った。
湘南は3バックでサイドにスペースがあったし、
相手のDFラインを下げる狙いがあった。」

自分達がどのように戦おうとしたかということを、
具体的な言葉にすることができています。

一方で菅野監督のコメント

「非常に残念ですし、悔しい思いです。それはサポーターも選手も同じ。
ただ、こういうゲームを謙虚に受け止めて次につなげていきた。
これが今のウチの力なんだと選手たちには伝えました。
次の試合に向けて、新たな気持ちを持って臨みたいと思います」

同様に上田前監督の徳島戦のコメントを見ると、

「攻守のバランスが良いなかで勝てたということが一番だと思います。
5点取ったことよりも、無失点で抑えたということを、
次に繋げていきたいと思います。
失点を少なくするために、次のゲームを締めてかかりたいと思います。」

試合のことがイメージできないと思います。
どう戦うつもりだったのか、試合中どう対処しようとしたのか、
残念ながらわかりませんよね

湘南に欠けているのは正にこの論理性・具体性ではないでしょうか。


でも水戸が見せてくれた論理性とは裏腹に、
最後に勝敗をわけたのは『精神面』なのだから、
やはりサッカーとは面白いものだなぁ。
posted by kash at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

水戸戦 前半は良かったのか?

普通に仕事が夜9時まであったので、
家に戻って結果をみるだけでした。

前半1-0で折り返していて、
割と良かったと見かけたので、
少しはよくなっているのかも。

サッカーの試合だと、
前半はチームの組織力が勝負になって、
後半はスタミナ・根性・選手交代が勝負になると思います。

8連敗をしたときには、
組織力、スタミナ、根性、選手交代、
全てが全然だめでした。

まずは前半だけでもしっかり試合を構築して、
後半に繋げていきたいところ。

そういう意味で前半が良かったというのは、
組織的な戦いが形になり始めてるのかな。
今週末でぜひチェックしたいところ。

あとはやはり選手交代。
うちはなかなかゲーム展開を変えるような選手交代がない。
可能性のある選手はいると思うのだけど。
鶴見が出ないのはもしかしてケガをしてるのかな?

まだまだ新しい選手の活躍を見たいなぁ
posted by kash at 01:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月10日

草津戦 ラッキーな引き分け

同点ゴールは相手DFの大チョンボから生まれたことを考えると、
いくらチャンスが多かろうともラッキーな引き分けとしか言えない。

前半の頭は出足の早い草津のチェックに苦しめられて、
思うように攻撃を組み立てられない状況の中で、
相手の思いっきりの良いシュートで失点してしまった。

この時にも気になったが、試合を通してクリアミスが多く、
草津はうまく活用していたわけではないけれど、
相手に波状攻撃の可能性を与えていた。

前半途中から梅田へのクサビやアジエルのタメにより、
相手陣内に基点が作れるようになり攻撃の形が出来始めた。
今後もこれが攻撃の基本となると思う。

前半25分にそのアジエルからのパスを梅田が決めて同点。
その際に梅田がGKと交錯して負傷交代。
長期離脱になるようだと改めて攻撃の形を考えないといけない。

後半開始直後にセットプレイから再び失点。
マークがずれてフリーで打たれたら伊藤もどうにもならない。
マーク担当は猛省すべし。

挽回するべく攻撃に移るものの、
梅田の負傷交代によりクサビのパスがまったく入らず、
外へ外へと逃げる展開となり攻撃の形が作れず。

徐々に両チームともスタミナが切れてきて、
全体的に間延びした展開となり、
カウンターの応酬からチャンスが生まれるようになる。

こうなると選手交代が鍵となってくるのだが、
交代した加藤の動きからチャンスは生まれる気配はなかった。
永里を前にした方が良かっただろう。

そんな中で尾亦の前線へのボールを相手DFが見失い、
そのこぼれ球を横山が決めて同点ゴール。
こういう所をきっちり決めるのが”ハイエナ”の異名か。

その後も壮絶なカウンターの応酬になるが、
特に見るべきところもなく試合終了。
なんとか引き分けたというところか。

引き分け自体はラッキーなことではるが、
梅田の怪我を考えればアンラッキーどころか、
被害甚大の引き分けである。
負けでいいから梅田の怪我を治して欲しいぐらい。

どのように攻撃の形を再構築するのだろうか。
新加入のフラビオのポストプレイか?
むしろサポーター期待の星である鶴見を出すべきだ鶴見を。
左サイドで勝負する基点となる。

再構築できなかった場合は、
再度の連敗街道の覚悟だけはしておくか・・・
posted by kash at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

次の4年こそは。

第3戦のブラジル戦もようやく終わりました。
勝利という結果もそして内容も得ることはできませんでした。
得られたのは失敗による悔しさだけ。

出た選手達を責める事はできません。
よくジーコのもとで闘いました。
モチベーションを保つことも大変だったと思います。

脂の乗り切った時期だった選手には、
まさに不運としか言いようがありません。
黄金世代とも呼ばれていただけに・・・・

これで通算3回ワールドカップに出場しましたが、
今回もまた不満の残る戦いとなりました。
代表監督の選手は本当に困難ですね。

気持ちは次の4年に向かっていますが、
この失った4年間の代償はかなり大きいと覚悟しています。
経験の積み重ねを一から始めるに近い状況でしょう。

それを理解して辛抱強く見守らないといけないでしょう。
って、湘南ベルマーレでも同じような状況のような・・・・
サポーターって本当に我慢強さが要求されるなぁ。
posted by kash at 03:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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